2010年2月6日土曜日

細線化アルゴリズム

TAOCP 7.1.3項の式159のGuo & Hallの細線化アルゴリズムがある. Life Gameのように, ピクセルのキング近隣(セルオートマトンでは,
Moore Neighbourhood
という. 自分と周りの8隣り)を見, 次の時刻の状態を
f(xNW,xN,xNE,xW,x,xE,xSW,xS,xSE)=x∧¬g(xNW,...,xW,xS,...,xSE)
で決める. ただし, gは, 近隣が

の時, 1とする.
上の操作を奇数回目とすると, 次の偶数回目は, gのパターンの向きを180度廻転して使う. それで2回連続で変化がなければ停止する.

本当かなぁ, と思い, 実装, テストした. 和田研フォントの「和」の字を200×200のグリッドにしてやってみた. その結果が次である.



まずまずはうまく行った. 演習問題に, M行N列の黒四角を細線化するとどうなるかというのがあり, それもやってみた. 30行40列だと, 中央あたりに11個の横1列が出来て終わりであった. 当たり前か.

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