Consul, the Educated Monkeyという計算関連の教育玩具である. ウェブページで調べると, 1916年頃にアメリカで売り出されたものらしい.
(出典http://www.rechenwerkzeug.de/consul.htm)
使い方はこうだ. 猿の両足を, 図のように下の目盛の3と9に合わせると, 猿の手が示す枠の中に積の27が現れるのである. 目盛の右端の12の右には四角が見えるが, 片足をそこに合わせると, 他方の足の自乗が現れる.
これは乗算表であるが, この表は差し換えられ, 加算にも使える.
こういうものがあると知ったら, プログラムしたくなるのは当然である.
http://playground.iijlab.net/~ew/consul/consul.htmlを見て欲しい. これは十六進の乗算表である. 下の目盛は0からfまであり, 目盛に乗っている足の辺りをマウスで横に動かすと, リンク機構がつられて動き, 赤印の交点の直ぐ上に積が現れるようになっている.
多少の設計ミスで, 0とfの積などでは, 赤印が頭の上に行ってしまうのは, ご愛敬である.
なお, Consulのシミュレータもウェブにあった.
http://www.edumedia-sciences.com/de/a572-consul-the-educated-monkey
0 件のコメント:
コメントを投稿