徐々に年末が近付きつつある. 年末独特の心配事は他にもあるが, まずは来年の予定の記帳だ. 通常の手帳は12月(かせいぜい1月かそれも第1週だけとか)で終りであり, 次の会合が翌年の始めだったりすると, 書き込む場所がない.
また例年に送られてきて使っている企業の手帳も年末にならないと届かない.
そういうわけで, この数年, もしかしたら十数年は10月ころになると, 次のような簡単な予定表をA4の紙に印刷し, 手帳に挟んで利用していた.
下に示すのは2017年版である. 左上の01S, 02M, ...は1月1日(日曜), 1月2日(月曜), ... を表す. 右端の列の31Fは3月31日(金曜)に対応する.
1日分が非常に小さいが, この予定表を作るころは, 新春の予定も少いのであまり困ることはなかった. 絵から分るように日曜だけは太字にしてある.
もちろん新しい手帳が届くまでの使命で, 手帳が来るとそちらへ転記し, お役御免になる.
ところが, 世の中では皆さんがスマートフォンで予定を管理するようになり, 学生のころから毎年使っていた手帳は, 企業でも今年(2016)の分から遂に作るのを止めた.
今年はとりあえず市販の手帳に予定を記入してきたが, やはり使い易いとは思わなかった. そこでこの暮は, 来年の予定表を自作することにした. その方が楽しくもある.
上の写真がこうして出来た個人用予定表の表紙である. 右側が表紙, 左側が裏表紙である. 大きさはB7版になる. (こうして開いた状態はB6版である.)
裏表紙はすぐ分るように, 2017年の七曜表である. しかし, 最上段が左から1月2月3月, 次の段が4月5月6月, ... ときて, よく見ると5段あり, 最下段は実は2018年の1月2月3月なのである.
この予定表の特徴は, 2017年1月から2018年3月までになっていることだ. つまり3ヶ月のバッファーを準備している.
従って, 表紙の次は
のように2017年1月になり, 裏表紙の前は
のように2018年3月である.
1日分が狭いのではないかといわれそうだが, 最近は予定表に記入する事項も少くなり, たとえ沢山書き込む日があっても, 欄外に書いて線で結ぶリンク構造にすれば楽々収まる.
そういう次第で来年はこの予定表を活用しようと考えている.
いい遅れたが, 表紙の西暦年号の下は曜日(上段)と月齢(下段)を計算する定数(枠内は左から1月2月3月 | 4月5月6月 | 7月8月9月 | 10月11月12月)である.
どちらも私のブログの話題になったもので, m月d日の曜日は左欄外の4にm月の定数とdを足し, 7で除した法をとる. 月齢は左欄外の1に足し, 30で除した法をとる. 右欄外は2018年の定数である.
曜日の定数が1月と2月で赤になっているのは, 閏年には1を引くことの注意である. 閏年には欄外の定数も赤で表示するようにプログラムしてある.
こういう予定表を作るには紙の中央で綴じる必要がある. 中綴じホチキスを探したが, 「マックス多機能スケール ナカトジール」というものを見付けそれを購入して使った.
ただ, 上の写真で分るように, 丁度折り目のところで留めるのは結構むずかしい.
予定表を吐き出すPostScriptのプログラムを書くのは, これまでカレンダーのプログラムを何度も書いたことがあるので, 簡単である. 来年, 再来年の祝日はインターネットで探すとすぐに見付かる.
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