2017年3月2日木曜日

フィボナッチ数の話題

TAOCPのフィボナッチ数の話題(1.2.8)には Fn+1Fn-1-Fn2 =(-1)n というこれも気になる式がある.

1·0-1·1=-1
2·1-1·1=1
3·1-2·2=-1
5·2-3·3=1
8·3-5·5=-1
たしかに.

証明したくなった. 式が沢山でてくるので, Texで書いたものが下である.



式0が証明したいもの. Fnはφとそのハットを使って式1の ように書ける.

式2がそれらの定義だ.

φとφハットの積や比は, 式3と4のようだ.

さて, 式0の左辺に式1を代入したのが, 式5である.

とりあえず 1/√を忘れて, 式6のように第1項を掛ける. 第2項の積は 式7のようになる.

6から7を引くと, 式8が得られるが, 先程保留していた分母の√5が2個ずつ あったので, それで5が消え, (-1)nとなる.

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